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深圳と香港、グローバルフィンテックセンターを共同構築へ【大湾区情報レター Vol.98】

「大湾区情報レター」では、今後、日系企業の皆様に有用と考えられる最新情報をピックアップしお届けしていきます。

 

香港特別行政区財経事務及庫務局と深圳市地方金融管理局はこのほど「深圳香港グローバル・フィンテックセンター共同構築行動計画(2025-2027年)」を共同発表しました。深圳と香港のフィンテック分野における強みを生かし、グローバルフィンテックセンターを共同で構築していきます。

 

 

 

本行動計画の主な内容

本行動計画の主な内容は以下の通りとなっています。

 

  1. 深圳の金融機関が香港にフィンテック子会社を設立することを推進
  2. 両地域が共同でフィンテック共同インキュベーター設立を支援
  3. 深圳のハイテク企業が、香港の「バイオテク企業上場チャネル」「特定専門科学技術企業上場チャネル」「テック企業専用窓口」などの優遇政策を活用して香港で資金調達することを奨励
  4. 深圳企業が香港で持続発展可能なオフショア人民元債券を発行することを奨励
  5. デジタル人民元の応用シーンの持続的なイノベーションを推進
  6. 両地域が共同で「複数中央銀行デジタル通貨クロスボーダー・ネットワーク」プロジェクトの研究と応用に参加することを支援

 

 

 

深圳・香港におけるフィンテックの発展を極めて重視

香港特別行政区財政事務及庫務局長である許正宇氏は、政府がフィンテックの発展を極めて重視しており、最新の「グローバル金融センター指数(GFCI)」報告書で世界首位の水準であると評価されたことを明らかにしました。

 

本行動計画は、香港のフィンテック分野における先導的優位性と深圳の産業・金融面の強みを結びつけ、デジタル金融、テクノロジー金融、グリーン金融、インクルーシブ金融、高齢者ケア金融など、複数の分野にわたる重点措置を提案しています。これにより、両地域はフィンテック協力のさらなる拡大・深化を見込まれています。

 

 

 

2027年末までに、深圳・香港両地域に金融分野のデータ検証プラットフォームを20以上実現

許正宇氏は、財政事務及庫務局が金融監督機関と連携し、深圳市地方金融管理局とともに行動計画の各措置を積極的に推進し、大湾区におけるフィンテックの高品質な発展を共に促進していくと述べました。

 

目標として、2027年末までに、深圳・香港両地域にまたがる金融分野でのデータ検証プラットフォームの応用シーンを20以上実現し、香港の国際金融センターとしての地位の更なる強化・向上と、深圳の世界的な影響力を持つ産業金融センター構築を支援することを掲げています。

 

 

 

大湾区におけるフィンテックの高品質な発展を促進

香港のエコノミストであり、シルクロード・インテリジェンスバレー研究院院長の梁海明氏は、当計画は両地域のフィンテック分野における相乗効果の深化に寄与するだけでなく、大湾区におけるフィンテックの高品質な発展を促進するとの見解を示しました。

 

同氏は、香港は大湾区共同構築の過程で内陸都市と緊密な協力関係を構築し、利益を共有し、課題に共同で対処することで、ウィンウィンの関係を実現していると述べました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【参考資料】

深港两地将携手打造全球金融科技中心

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*本記事が記載されている大湾区レターは、以下のリンク先からダウンロードしていただけます。

 

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本記事の目的:

本記事は、主に中国へ進出されている、またはこれから中国進出を検討されている日系企業の皆様を対象に、中国国内での経営活動や今後の中国ビジネスに重大な影響を及ぼしうるような国家・地方レベルの最新の法律法規と関連政策の主な内容とその影響、日系企業をはじめとする外資系企業の取るべき主な対策などを紹介することを目的として作成されています。

 

免責事項:

  1. 本資料はあくまでも参考用として作成されたものであり、法律や財務、税務などに関する詳細な説明事項や提案ではありません。
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