NEWS

ニュース

【中国速報】2023年1月8日より実施される中国本土―香港・マカオ間の人の往来再開に関する通知について。

本日(1月5日)、国務院香港・マカオ事務弁公室は、公式サイトで「中国本土―香港・澳門間の人員往来の管理措置の最適化に関する通知」を発表しました。

 

当通知によると、1月8日より、

 

A. 香港から中国本土への入国: 

48時間以内のPCR検査陰性証明書をもって入国し、入国後のPCR検査は実施しない

 

B. 中国本土から香港への入国:

中国本土住民の香港への旅行ビジネスビザの申請を再開する

 

とのことで、正式にまた明確に香港への観光・就労ビザの申請再開が発表されたことになります。通知の全文の参考和訳は次の通り。

 

 

 

「中国本土―香港・マカオ間の人の往来の管理措置最適化に関する通知」

 

各省、自治区、直轄市及び新疆生産建設兵団の合同防衛・合同統治メカニズム(指導グループ、指揮部)、国務院の合同防衛・合同統治メカニズムの各メンバー部門:

 

党中央、国務院の政策決定と配置を深く貫徹、実行するために、『新型コロナウイルス感染に対する「乙類乙管」の実施に関する全体方案』(合同防衛・合同制御メカニズム総合発〔2022〕144号)の関連精神に基づき、現在、中国本土―香港・澳門間の人員往来を最適化することを決定し、2023年1月8日から実施し、関連事項について以下のように通知する:

 

 

一、遠端検査(入国前の検査)

香港からの入国者は、48時間以内のPCR検査陰性証明書をもって入国でき、PCR検査結果を税関の健康申告書を記入必要がする。

 

マカオからの入国者は、もし入国前の7日以内に海外の旅行履歴がなければ、入境時のPCR検査陰性証明書の提示は不要とする。

 

 

二、入国後の検疫

香港からの入国者に対する入国後のPCR検査を実施しないことにする。健康申告が正常で、税関ボーダーの通常検疫に異常がない者は、公共の場で行動することができる。健康申告に異常がある、もしくは発熱などの症状がある入国者は、税関で抗原検査を受ける必要がある。

 

結果が陽性で、もし重い基礎疾患を併発していない無症状感染者または軽症例であれば、在宅、居所隔離または自己介護を行うことができ、その他の場合はできるだけ早く医療機関に受診することを提唱する。

 

結果が陰性であれば、税関より通常ルールに従って、「中華人民共和国国境衛生検疫法」などの法律法規に基づき、通常の検疫を実施することとする。

 

 

マカオからの入国者に対する検疫措置は更新なし。

 

 

三、中国本土―香港・マカオ間の旅客便

香港、マカオ国際空港での乗り継ぎ/国境通過によって中国本土に入境するサービスを回復させる。香港・マカオと中国本土との往復便の座席率制限を撤廃し、次第に秩序よく航空便数を増やす。

 

空港入国便の処置プロセスを簡略化し、空港の運行効率を向上する。重要都市での空港便の受け入れを強化する。各航空会社は、機内の防疫対策を継続して徹底し、乗客は搭乗する際にマスクを着用しなければならない。

 

 

 

四、ビザ申請

中国本土居民の香港へのの旅行ビザおよび就労ビザの申請を再開させる。

 

 

 

五、ボーダー運行

中国本土―香港・マカオ間との陸路・水路ボーダーの旅客運送業務を次第に全面的に回復させ、出入境人員の迅速通関に便利を与える。

 

 

 

六、出入境旅行

香港・マカオのコロナ状況と各方面のサービス保証能力に応じて、中国本土居民の香港・マカオへの旅行を秩序よく回復させる

 

 

 

【参照元リンク】

关于优化内地与港澳人员往来措施的通知

【関連記事リンク】

【中国速報】2023年1月8日より、中国入国後の集中隔離等の水際対策が撤廃ーー中国出入国制限の更新

【中国】新型コロナウイルスの感染予防・抑制のさらなる緩和措置

 

 

 

 

 

 

 

【免責事項】

  1. 本資料はあくまでも参考用として作成されたものであり、法律や財務、税務などに関する詳細な説明事項や提案ではありません。
  2. Aobaグループ及びその傘下の関連会社は、本報告書における法律、法規及び関連政策の変化について追跡報告の義務を有するものではありません。
  3. 法律法規の解釈や特定政策の実務応用及びその影響は、それぞれのケースやその置かれている状況により大きく異なるため、お客様各社の状況に応じたアドバイスは、各種の有償業務にて承っております。
  4. 本文は国際的、業界の通例準則に従って、Aoba Business Consultingは合法チャネルを通じて情報を得ておりますが、すべての記述内容に対して正確性と完全性を保証するものではありません。参考としてご使用いただき、またその責任に関しましても弊社は負いかねますことご了承ください。
  5. 文章内容(図、写真を含む)のリソースはインターネットサイトとなっており、その版権につきましては原作者に帰属致します。もし権利を侵害するようなことがございました際は、弊社までお知らせくださいますようお願いいたします。

 

※当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。

Contact Us お問い合わせはこちら