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広州-深圳間に第2の高速鉄道建設 南方向延伸線は深圳北駅、香港へ接続【大湾区情報レター Vol.65】

「大湾区情報レター」では、今後、日系企業の皆様に有用と考えられる最新情報をピックアップしお届けしていきます。

 

 

 早くて2024年にも広州、東莞、深圳の3都市を経由する広州-深圳第二高速鉄道(以下「広深第二高鉄」)が着工します。南北に延び2029年に完工の見込みで、広州、深圳と東莞とを直接結び、広深第二高鉄の南方向延伸線は、深圳北駅までつながり、香港にも接続することができます。

 

 広東省公共資源取引プラットフォームで新たに発表された「第二高速鉄道東莞中心駅都市設計・交通計画・都市再生統括入札公告」によると、広深第二高鉄「東莞中心駅」は東莞市南城区蛤地地区に位置することが確定しており、この新しい高速鉄道の全路線の方向性が確立されてきています。完成後は広州と深圳空港間の所要時間はわずか20分となり、広州-深圳間の連携発展がさらに促進されます。

 

 計画によると、広深第二高鉄は前海を経由して南方向へ延伸され、深圳北駅と香港を繋ぎます。将来的には、香港・深圳西部鉄道プロジェクトと接続し、香港の交椅洲人工島や香港国際空港までつながり、広州、深圳、香港の3大空港が1本の路線で相互接続することが期待されています。

 

 広東省交通運輸庁の責任者は、広深第二高鉄の建設は広州と深圳の「ツインシティリンク」を促進し、世界的な影響力を持つ大湾区の「ツインシティ」を共同で作り出し、広東省が質の高い発展を実現する原動力になるよう導くことができると述べました。また、広深第二高鉄は香港との連結も計画されており、広東省と香港の都市との「内循環」が大幅に加速され、また広東省と香港の人々の行動マップも新たに塗り替えられ、広州、深圳、香港の共同都市化が実現し、広東省と香港の経済の大いなる統合と大いなる発展が促進されます。

 

 

 

 

 

【参考資料】

・広州-深圳間に第2の高速鉄道建設  南方向延伸線は深圳北駅、香港へ接続
(HKET 2023年7月22日)

 

 

 

 

 

 

 

*本記事が記載されている大湾区レターは、以下のリンク先からダウンロードしていただけます。

 

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本記事の目的:

本記事は、主に中国へ進出されている、またはこれから中国進出を検討されている日系企業の皆様を対象に、中国国内での経営活動や今後の中国ビジネスに重大な影響を及ぼしうるような国家・地方レベルの最新の法律法規と関連政策の主な内容とその影響、日系企業をはじめとする外資系企業の取るべき主な対策などを紹介することを目的として作成されています。

 

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  1. 本資料はあくまでも参考用として作成されたものであり、法律や財務、税務などに関する詳細な説明事項や提案ではありません。
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