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前海、香港中小企業発展プラットフォーム開幕【大湾区情報レター Vol.72】

「大湾区情報レター」では、今後、日系企業の皆様に有用と考えられる最新情報をピックアップしお届けしていきます。

  

  

 

 

 

 

 11月13日、前海香港中小企業発展プラットフォーム(以下「NEEDO」)が前海の香港深圳商業貿易物流タウンにおいて正式に開幕、深圳-香港間協力に新たな活力が注がれました。

 

 前海管理局副局長袁富勇氏はスピーチで「香港・マカオへの奉仕」の初心を忘れず、「香港に依拠し、中国本土に奉仕し、世界に向き合う」ことにこだわり、全力で香港-深圳間協力を新たなレベルまで促進すると述べました。実現済みの質の高い産業集積をベースに、前海は更に「香港中小企業へのサービス」を全国に先駆けて試行していきます。

 

 香港特区政府深圳連絡弁公室主任の鄧秀嫻氏はNEEDOの設立を祝福し、香港特区政府は、香港の中小企業が中国本土市場に進出し、香港ブランドの知名度を高めることができるよう、誠心誠意サービスを提供していく、と述べました。

 

 全香港各区工商連主席の盧錦欽氏はNEEDOの設立の経緯を熱心に語りました。彼はNEEDOは香港の中小企業が前海で発展するための出発点であり、最初の開発プラットフォームでもあり、今後、前海における香港企業の発展のために、より多くの優質な産業スペースを積極的に拡大していくと述べました。

 

 全香港各区工商連会長の楊凱山氏はNEEDOの設立は、1万人近くの香港中小企業の会員の前海における発展の期待を担っており、将来的には彼らが前海で力強く成長し、それぞれの夢の実現をサポートすると述べました。

 

 深圳市深商総会の石慶副会長は深商総会が国内外の100以上の影響力ある商工会組織と協力し、香港人、香港企業、香港製品が前海を通じて中国本土のビジネスチャンスを開拓することを共に支援し、深圳香港両地の経済建設と産業発展を共に支援すると述べました。

 

 深圳市海外進出戦略協力連盟会長の孫天璐氏は、前海中小香港企業発展プラットフォームは深圳-香港両地が資源の共有と相互補完性を通じて中小企業が直面する資金調達、市場拡大、技術革新などの困難を効果的に解決するために構築されたプラットフォームであり、中小企業の健全な発展を共同で促進し、深圳-香港両地の中小企業の競争力と影響力をさらに向上させるのに役立つ、と述べました。

 

 イベント会場では、全香港各区工商連大湾区前海連絡事務所、深圳市深商総会前海連絡事務所、深圳市海外進出戦略協力連盟がそれぞれNEEDOの開幕式典に参加しました。

 

 その後、前海深圳香港商業貿易物流タウンの運営法人は前海怡利国際貿易公司などNEEDOに入居する8つの香港企業代表に対して、証書の授与を行いました。

 

 NEEDOは香港人・香港企業への総合的サービスプラットフォームとして、深圳-香港両地で高い評価を受けています。今年9月25日から香港への投資誘致活動が開始されて以来、香港人・香港企業の月平均接待人数は300人以上に達しています。同時に、NEEDOは深圳-香港両地の商工会組織と連携し、これまでに10回ほどの投資誘致イベントを共同開催し、香港人・香港企業の「走出去,引進来(海外展開や中国本土への展開)」の導入を支援してきました。現在までにNEEDOは計20社の香港企業と35名の香港人との入居契約を締結しています。

 

 将来的には、NEEDOは香港企業の関心事である「市場、技術、ブランド、資本、政策」の5つの重要な要素に焦点を当て、香港人・香港企業が前海で働き、事業展開、市場拡大をする際に「ワンストップ」の包括的な解決策を提供し、香港企業の「人が来たら対応、困難があればサポート、問題があれば解決」を実現し、香港人・香港企業が深圳で発展するための第一の選択肢となり、香港企業が大湾区でのビジネスチャンス開拓を支援します。 

 

 

 

 

・前海、香港中小企業発展プラットフォーム開幕






 

 

 

 

*本記事が記載されている大湾区レターは、以下のリンク先からダウンロードしていただけます。

 

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本記事の目的:

本記事は、主に中国へ進出されている、またはこれから中国進出を検討されている日系企業の皆様を対象に、中国国内での経営活動や今後の中国ビジネスに重大な影響を及ぼしうるような国家・地方レベルの最新の法律法規と関連政策の主な内容とその影響、日系企業をはじめとする外資系企業の取るべき主な対策などを紹介することを目的として作成されています。

 

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