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広東省車両の香港市内への入境政策「粤車南下」が正式に実施! 広東省・香港「双方向」の交流が活発化し大湾区の融合が加速

「大湾区情報レター」では、今後、日系企業の皆様に有用と考えられる最新情報をピックアップしお届けしていきます。

 

2025年12月23日午前0時、待ち望まれていた広東省車両による香港市内への入境政策「粤車南下」が正式に実施され、香港珠海マカオ大橋の珠海側ボーダーの出境レーンでは、香港政府が広東省車両へ発行する「FT」から始まるナンバープレートを付けた車が並びました。これで大湾区の融合的発展に新たな原動力が加わりました。

 

 

 

越境の簡素化で越境ショッピングが容易に

アクセルを踏むだけで珠海から香港まで行けるなんて、最高の体験です! 年末のショッピングシーズンに、今回は特別に家族と一緒に香港のビクトリアピーク、ビクトリアハーバー、ケネディタウンを車で巡る予定です。香港の友人とお茶の約束もしています。合計2日間滞在する予定です。

 

と、この記念すべき越境第一号をゲットした珠海市の車のオーナー・曹氏は語りました。

 

従来、両地域を行き来するためには、常にバスやフェリーなどの便の時間や通行制限などの問題を気にしなければなりませんでしたが、現在では手続きが大幅に簡素化され、すべてが格段にスムーズになったため、自家用車でのドライブなどで越境ショッピング、親戚・友人訪問を気軽に楽しむことができるようになったとのことです。

 

 

 

香港政府が広東省車両へ発行する「FT」ナンバーの申請手続き

香港へ入境するためのナンバープレート申請手続きについて曹氏は

必要な書類と証明書さえ揃っていれば、申請提出からナンバープレート取得までの審査スピードは非常に速かったです。『粤車南下』に関するウェブサイトや香港運輸署公式サイトのガイドラインは非常に明確で、予約や車検など全ての手続きが一目瞭然です。

と述べました。

 

初回の車両検査手続きも非常にスムーズで、車両識別番号やエンジン番号の照合、タイヤ、ハンドル、サスペンション、ブレーキシステムの点検、車体構造、安全装置、改造状況など15項目の検査項目が、わずか30分足らずで無事完了したそうです。

 

また、曹氏は「香港出行易」アプリに新設された「粤車南下」専用ページもチェックしており、香港運輸署が導入した交通分散策や道路安全に関する注意事項により、越境ドライブの旅により一層の安心感を持てるようになったと語りました。

 

 

 

「澳車北上(マカオ車北上)」「港車北上(香港車北上)」/「粤車南下(広東省社南下)」

「粤車南下」政策は、中国政府が大湾区の建設を推進するための重要な施策であり、「澳車北上」「港車北上」に続く大きな利便性が高まる措置になります。

 

香港入境への承認・予約に成功した広東省の自家用車は、香港珠海マカオ大橋の珠海高速道路ボーダーを経由して香港市街地へ直接アクセスすることができるようになるため、広東省と香港両地域の住民のビジネス、就業、観光、親族訪問において、移動手段がより柔軟になっただけでなく、香港の観光、小売、飲食などの業界にも新たな発展の機会をもたらしています。

 

また、珠海ターミナル香港珠海マカオ大橋の出入境管理所のデータによりますと、2025年12月22日20時までに「粤車南下」による香港市街地への入域のための出入境検査登録が完了した車両は、380台を超えているとのことです。

 

 

 

「港車北上」車両は386万台を超え、増加傾向

『粤車南下』と『港車北上』は相互補完的な双方向へのアレンジを形成し、大湾区の規制接続とインフラの相互接続において重要な突破口を開いたことを意味しています。

と、香港珠海マカオ大橋の出入境管理所の責任者は説明しました。

 

また、2023年07月01日に「港車北上」政策が実施されて以来、同出入境管理所で検査を受けた「港車北上」車両は386万台を超え、2025年の通行量は203万台を突破し、前年同期比で36%も増加しています。

 

 

『港車北上』政策の牽引により、2025年に入ってから、ボーダーを出入りする車両総数は初めて600万台の大台を突破しました。

と、同責任者は述べました。

 

また「粤車南下」政策が着実に推進されるにつれ、当ボーダー経由で越境する車両数はさらに増加する見込みであるとも述べています。

 

 

 

一日の入境枠は100台、香港滞在は1回につき最大3日間

なお「粤車南下」は、第一弾として広州市、珠海市、江門市、中山市の4市でまず実施され、半年後に広東省のその他の市に拡大されていく予定です。

 

2025年11月15日午前0時より、承認を得た広東省の自家用車オーナーは、香港珠海マカオ大橋の香港ボーダーの自動化駐車場に車を乗り入れることが可能になりました。

 

広東省の自家用車の香港市街地入域については2025年12月9日9時から申請受付を開始し、2025年12月23日午前0時から、承認を得た車両が香港珠海マカオ大橋を経由して入域できるようになりました。初期段階では1日あたり100台の割当枠が設けられ、香港滞在は1回につき最大3日間までとされています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【参考資料】

“粤车南下”入境香港市区正式实施 粤港“双向奔赴”加速大湾区融合

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*本記事が記載されている大湾区レターは、以下のリンク先からダウンロードしていただけます。

 

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本記事の目的:

本記事は、主に中国へ進出されている、またはこれから中国進出を検討されている日系企業の皆様を対象に、中国国内での経営活動や今後の中国ビジネスに重大な影響を及ぼしうるような国家・地方レベルの最新の法律法規と関連政策の主な内容とその影響、日系企業をはじめとする外資系企業の取るべき主な対策などを紹介することを目的として作成されています。

 

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