香港、世界第5位の商品貿易経済圏に躍進【大湾区情報レター Vol.102】
- 公開日 2026.06.12 | 大湾区(グレーターベイエリア)情報
「大湾区情報レター」では、今後、日系企業の皆様に有用と考えられる最新情報をピックアップしお届けしていきます。
世界貿易機関(WTO)が発表した「世界貿易見通し・統計』報告書によりますと、2025年、香港は世界で5番目に大きな商品貿易経済圏となり、前年と比べ、2ランク順位を上げました。
Contents
商品貿易総額は前年比17.5%増の1兆5,850億米ドル
その商品貿易総額は前年比17.5%増の1兆5,850億米ドルに達し、世界全体の3%を占めました。 香港の商務・経済発展局の丘応樺局長は4月2日、
WTOの報告書は、過去1年間、地政学的リスクや貿易保護主義による様々な課題に直面しながらも、香港の対外貿易が力強い回復力を示したことを如実に示しています。中国本土、米国、ドイツ、オランダに次いで、世界第5位の商品貿易経済圏となったことは、誠に喜ばしい成果である。
と述べました。
『一帯一路』への参加促進や内需市場の開拓などの成果
丘局長はまた
香港はこれまで自由貿易を一貫して推進し、ルールに基づく多角的貿易体制を確固として支持・維持しており、貿易相手国に対して予測可能で透明性の高い市場を提供しています。今回の報告書は、香港政府が推進してきた一連の貿易促進策が一定の成果を上げていることを裏付けています。
具体的には、経済貿易ネットワークの拡大、企業誘致の強化、国際市場との連携深化、新興市場の開拓、中小企業への支援強化、そして香港の『一帯一路』建設への参加促進や内需市場の開拓などです。これらの取り組みにより、香港は国際貿易において引き続き重要な役割を果たしています。
と述べました。
中国本土企業が香港をプラットフォームとして海外進出することへの支援を強化
丘局長はさらに
今年は中国の『第十五次五カ年計画』の初年度に当たります。香港政府は現在『第十五次五カ年計画』との連携を強化するため『香港五カ年計画』を策定中です。
『第十五次五カ年計画』は、香港が中国の国家発展大局によりよく溶け込み、それに貢献することを明確に支援しており、香港が『祖国を背に世界とつながる』という独自の優位性を発揮し、国際貿易センターとしての香港の地位をさらに強化・向上させることを目指しています。香港政府は引き続き全力で貿易を推進し、中国本土企業が香港をプラットフォームとして海外進出することへの支援を強化し、新たな経済成長点を開拓するとともに、香港の『スーパーコネクター』および『スーパーバリューアダー』としての役割を十分に発揮していきます。
と述べました。
【参考資料】
*本記事が記載されている大湾区レターは、以下のリンク先からダウンロードしていただけます。
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本記事の目的:
本記事は、主に中国へ進出されている、またはこれから中国進出を検討されている日系企業の皆様を対象に、中国国内での経営活動や今後の中国ビジネスに重大な影響を及ぼしうるような国家・地方レベルの最新の法律法規と関連政策の主な内容とその影響、日系企業をはじめとする外資系企業の取るべき主な対策などを紹介することを目的として作成されています。
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