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【中国】11月11日に発表された中国新型コロナウイルスの感染予防・抑制に関する調整措置の概要

先週末の記事にて、国務院の通知による中国入国者の隔離期間の短縮に関する速報を配信しましたが、今回は、こちらの通知において、どのように調整されたかについて、みなさまに特に関連のありそうな内容を抜粋し、まとめた内容をご案内いたします。

 

 

調整前 調整後
中国入境者

 

7日間の集中隔離+3日間の在宅隔離 5日間の集中隔離+3日間の在宅隔離
PCR検査陽性の判定基準をCt値 35未満と明確に定義
 ※隔離期間中にコードを付与し、外出を禁止する。

 ※集中隔離の第1、2、3、5日目、在宅隔離の第1、3日目にPCR検査を受ける必要があります。

中国行き航空便の乗客 搭乗前48時間以内の2回のPCR検査陰性証明の提示 搭乗前48時間以内の1回のPCR検査陰性証明の提示
「サーキットブレーカー」措置の廃止

※中国着の国際航空便で陽性者数が一定基準を超えた場合、中国民航局は運航停止を命じる事としていた。

リスクエリアの区分け 高リスクエリア、中リスクエリア、低リスクエリア 高リスクエリア、低リスクエリア

※高リスクエリアでは連続5日間新たなコロナ感染者が出ていない場合、低リスクエリアへ変更する。

高リスクエリアからの人員 7日間の集中隔離 7日間の在宅隔離
 ※隔離期間中にコードを付与し、外出を禁止する。

 ※在宅隔離の第1、3、5、7日目にPCR検査を受ける必要があります。

濃厚接触者

(中国入境者と同様)

7日間の集中隔離+3日間の在宅隔離 5日間の集中隔離+3日間の在宅隔離

 

 ※隔離期間中にコードを付与し、外出を禁止する。

 ※集中隔離の第1、2、3、5日目、在宅隔離の第1、3日目にPCR検査を受ける必要があります。

間接的な濃厚接触者

(濃厚接触者の濃厚接触者)

7日間の在宅隔離 今後間接的な濃厚接触者は特定しない

 

 

上記通知内容の実施期間は、各省、市、区によって異なりますが、広州市については先行して発表当日に実施し、濃厚接触者と中国入国者の隔離期間の調整および隔離中の間接的な濃厚接触者の継続隔離を解除いたしました。

 

 

 

【参考リンク】

http://www.news.cn/2022-11/11/c_1129120476.htm

 

 

 

 

 

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