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香港国際空港に接続するスカイピアターミナル2023年オープン 香港珠海マカオ大橋経由のトランジット旅客に対し空港税120ドル免除【大湾区情報レター Vol.37】

「大湾区情報レター」では、今後、日系企業の皆様に有用と考えられる最新情報をピックアップしお届けしていきます。


 

 

 香港政府は、香港・珠海・マカオ大橋(以下「港珠澳大橋」)を利用し、スカイピアターミナル(SkyPier Terminal 以下「SPT」)経由で、陸路で香港国際空港に到着し、香港国際空港から出境するトランジット旅客に対し、空港税の支払免除とする旨を5月20日の官報に掲載しました。

 この免除は、2023年に予定されているSPTのオープンに足並みを揃えたものです。 オープンのあかつきには、大湾区からの陸路~空路のトランジット旅客は、香港空港管理局認可の陸上交通機関で港珠澳大橋経由でSPTを通じて、香港国際空港に到着し、飛行機に乗り換え出国することができるようになります。これは、スカイピアフェリーターミナル(現存の広東省各地とのフェリーによる接続)での海路-空路乗り継ぎ旅客の手配とほぼ同じになる予定です。

 

 香港空港管理局は、より多くの中国本土、マカオの旅客に香港国際空港での乗り換えを選択してもらうことが、大湾区および国際航空ハブとしての香港の地位を高めることにつながると述べています。

 香港空港管理局の規定では、香港から飛行機で出境する12歳以上の乗客は、空港税として120香港ドルを支払う必要があり、航空券の代金と一緒に徴収されますが、 上記の基準を満たした対象となる乗客は、空港税の支払いが免除されることとなります。

 

 

 

 

【参考資料】

 

・香港国際空港に接続するスカイピアターミナル2023年オープン 香港珠海マカオ大橋経由のトランジット旅客に対し空港税120ドル免除 (HKET 2022年5月18日)

 

 

 

*本記事が記載されている大湾区レターは、以下のリンク先からダウンロードしていただけます。

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本記事の目的:

本記事は、主に中国へ進出されている、またはこれから中国進出を検討されている日系企業の皆様を対象に、中国国内での経営活動や今後の中国ビジネスに重大な影響を及ぼしうるような国家・地方レベルの最新の法律法規と関連政策の主な内容とその影響、日系企業をはじめとする外資系企業の取るべき主な対策などを紹介することを目的として作成されています。

 

免責事項:

  1. 本資料はあくまでも参考用として作成されたものであり、法律や財務、税務などに関する詳細な説明事項や提案ではありません。
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